映画で英語を学ぶ方法(真面目な話)

2%

これは、映画「パシフィック・リム」の全セリフのうち、

私が初見で聞き取れなかった or 意味が分からなかったセリフの割合です。

同作に出てくるセリフは約 8,600 語なので、

うち約 150 語が私にとって「???」だった、というわけです。

ちなみに語数は以下のような数え方。

(例)I have a pen = 4語

さて。

2%(=150語)

と聞くと、

え?たったそれだけ?

とお思いになるかもしれません。

ただ、この映画の尺は約 120 分なので、ザックリ計算で、

およそ1分に1回、何を言っているかわからない単語・表現が登場していることになります。

まだまだ修行の余地ありです。

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pacificrim

映画「パシフィック・リム」巨大ロボが巨大怪獣をボコボコにしたり、逆にボコボコにされたりする。途中、芦田愛菜ちゃんも登場。画像は http://vignette1.wikia.nocookie.net より。

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そんなわけで。

今回は「映画で英語を学ぶ方法」について、そのやり方と効能を解説します。

本記事は、

「是が非でも、英語が喋れるようになりたい」

「英語を習得するためなら多少の苦労はいとわない」

という感じの、

「本気とかいて『マジ』な方々」

向けの内容になっていますので、

もし、

「あ。わたし、そんなには…」

というマッタリ系な方は、

以下の手順を踏むことで、当記事をスキップすることができます。

《手順》

冷蔵庫に行く
キンキンに冷えた缶ビールを手に取る
 一気に飲み干す
 勢いでパソコン(スマホ)をゴミ箱に叩き込む

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蛇足ですが、上記手順の使用是非は各人の良識のもとご判断ください。

閑話休題。

以下、順を追ってご説明します。

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~ 1. 準備編 ~
映画を探す&英字幕を探す

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なにごとも準備はだいじです。

以下、2ステップに分けて説明します。

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1.1 映画選び

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映画を選ぶ際のポイントは2つ。

① 既にストーリーを知っている映画を選ぶ

② 自身が強化したいジャンルの映画を選ぶ

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①既にストーリをしっている映画を選ぶ

未知の映画にトライしてもよいですが、

その場合、事前にネタバレサイトなどでおおまかな粗筋を理解したうえで鑑賞しましょう。

そして、実際に映画を観ている最中は、

ストーリーを追うのではなく、劇中で使われている英語の理解に集中しましょう。

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② 自身が強化したい分野の映画を選ぶ

映画を観る一番の目的は「会話の追体験」です。

日々の生活において自身が触れることのできる英語は限られてきます。

これを補うため、映画という「作られた環境」で交わされる会話を吸収し、自身の中に一つでも多くの単語やフレーズのストックを作ります。

そのため、鑑賞する映画選びにおいては、

自身が「仮想的に体験したい会話」が多く含まれていそうな分野の作品を選びます。

金融系の英語、ミリタリー系の英語、カジュアルな友達英語、etc。

自身がどのような分野の英語を強化したいか考えましょう。

参考までに、私が過去に観た映画の一例と、

おおまかな分野を以下に挙げておきます。

movies

いかがでしょうか。

なんとなく、ニュアンスが伝わっているとよいのですが。

あと、私個人の経験上、ディズニーやPIXARのアニメ映画(アナ雪、トイ・ストーリー等)はおススメできません

映画そのものは非常に面白くて、私も有名どころは総じて楽しく拝見しましたが、

英語学習という観点では得るものは少なかった印象です。

(基本、子どもが観ることを前提にしているので、使われている表現・単語のレベルが高くない)

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1.2 英語の字幕さがし

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お目当ての映画が見つかったら、次は、英語の字幕を用意します。

英語の字幕は、こちらのサイトなどで無料で公開されているものをダウンロードすると良いです。

ダウンロードした字幕は拡張子が「 .srt」になっていますが、

中身はテキストファイルなので、パソコンのメモ帳などで普通に開けます。

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subtitle

映画「パシフィック・リム」の英字幕ファイル。字幕が表示されるタイミングならびに実際のセリフが記述されたテキストファイルだ。

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このファイルを開いた状態で映画鑑賞を開始してもよいのですが、

もし、映像と字幕を一つの画面で見たい(つまり通常の日本語字幕と同じような見栄えで英語字幕を見たい)のであれば、以下のようなサイトを参考に、ひと手間加えると良いです。

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上記のサイトではかなり丁寧な解説がされていますが、万一、

内容が複雑すぎる…

IT音痴だから、この手の作業はどうも…でも、どうしても英字幕付きで映画がみたい…!

という方がいらっしゃれば、当サイトのお問合せページから私宛に質問ください。

わたしが好むやり方をお教えします。

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~ 2. 鑑賞編 ~
観る → 書く → 観る → 書く

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ここからは、実際に映画を観る段階です。

普通に頭から観ていきます。

再生速度等はいじりません。通常の速さです。

そして、以下のような内容に行き当たったら、動画を一時停止します。

知らない単語や表現

知ってるけど、忘れていた単語や表現

.

そして、その単語・表現、および劇中での時間をメモ帳等に記録します。

以下は、私が映画「パシフィック・リム」を観た際に作ったメモです。

シンプルで構いません。

見ての通り、単語と時間の羅列です。


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engmemo

まずはひたすら書き出していく。この時は約120分の映画でおよそ150語リストアップ。

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ちなみに、リストアップしている最中、不明な単語の意味は調べません

ただひたすら、単語や表現をピックアップすることに集中します。

※映画のストーリー自体は既知なので、不明な単語であっても意味を推測可能。または、不明なままでも大勢に影響は無い

そして、この調子でひととおり最後まで観ます。

観終わったら、もう一度観ます。

その際、メモをしておいた箇所まで早送りして、該当シーンを含む前後20秒くらいを再鑑賞

※この際、なるべく英字幕は目で追わずに、耳で理解するよう心がけましょう

その後、実際のお目当てのシーンで一時停止します。

そして、この段階で初めて単語や表現の意味を調べます

最後に、調べた結果を自身の学習用ノートなりアプリなりに記録します。

以下、「entrails(内臓・はらわた)」という単語を例にとり具体的に説明します。

※この単語は、上で図示したメモにも登場しています。(00:30:20付近)

まずは該当シーン。

科学者Aが、相部屋の科学者B(室内で怪獣を解剖中)に対して、

私の研究スペースに怪獣の臓物を散らかすなよ!何度も言わせるな!

No Kaiju entrails over my side of the room. You know the rules.

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そんな感じのことを忠告している場面です。


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sequence


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次に、自身の勉強用ノートなり学習用アプリなりに、以下の要領で登録します。

私の場合、「iKnow」というスマホアプリ(Webブラウザからも使用可)を使っているので、

今回はそれを例に説明します。


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iKnow

❶単語→ ❷ 例文(使用例)→ ❸ 実際の場面(ビジュアル)の三ステップ。目&耳&手をフルに使って頭に叩き込む


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上記の作業を、抽出済の単語の数だけ行います。

これらの作業を終えた時点で、それなりに頭に入ってくるのですが、

30歳を過ぎると覚えたことを物凄い勢いで忘れていくため適宜アプリを使って空き時間に復習します。

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~ 3. まとめ ~
というか想定QA

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Q1:

このやり方だと相当時間がかかりそうだけど…まとまった時間が取れない…

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ブツ切りでも構いません。

私も、長い映画の場合は4日ぐらい(1時間/日×4日)に分けて観ることがあります。

特に、ご家族持ちの方は、ご自身ひとりで映画にかじりついているわけにもいかないと思います。

私の場合、たいてい家族が寝静まったあと1~2時間を学習に当てています。

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Q2:

かなり手が込んでいるように見えるけど…正直、ヤリ過ぎじゃない…?

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ヤリ過ぎくらいがちょうどよいと思います。

30歳を過ぎると、物事を覚えるのに時間がかかるわりに、アッと言う間に忘れます

例えるなら、小さな穴の開いた風船を、必死に膨らます感じでしょうか。

頑張って膨らましても(覚えても)、どこかしらから空気が漏れてしぼんでしまう(忘れてしまう)。

なので、覚える際は少しでも印象に残るやり方で取り組むことをおすすめします。

私の場合、上記のような「目と耳と手の三セット」で覚えるやり方がそれでした。

ただ、遅かれ早かれ忘れてしまうので、風船がしぼむ前に(=忘れる前に)定期的に空気を送り込んで(=復習して)膨らみを維持してあげることが肝要です。そのための仕組みを作れると尚良しです。(その点、私が使っている「iKnow」というアプリはおすすめです)

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Q3:

映画観るだけでホントに英語が喋れるようになるの…?

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ある程度はイケます。

「喋る」ためには、自身の頭の中に単語やフレーズがストックされている状態が不可欠ですが、この「ストック」を作るうえで、映画鑑賞は優れたやり方の一つだと思います。

ただし、映画鑑賞はおもに「インプット」作業なので、これの対になる「アウトプット」作業も必要です。

アウトプット作業とは、具体的には、実際に英語で人と喋る行為を指します。

外国人の友達・同僚と積極的に話すとか、近場のバーにでかけて見知らぬ外国の方に話しかけてみるとか。

もし、ご自身の性格や置かれた環境的に、上記のようなやり方が難しいと感じるようであれば、オンライン英会話等の「英語を使う『場』」に自らを置くことをおすすめします。

インプットとアウトプット、両輪そろって初めて「英語力」が養われるという点を意識してください。

アウトプットの場にお困りの方は、レアジョブを試してみるとよいですよ。

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レアジョブにご興味ある方は、

私が書いた以下の記事も参考にして頂ければと思います。

レアジョブ活用法

レアジョブを1,000回やって思ったこと

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お し ま い

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