GMATは何点取ればよいのか?

このほど、最新のQS ビジネス・スクールランキングが公開されました。
私が在籍するHKUST(香港科技大)もおかげさまでいくつかの分野で上位にランクインしており、先輩方が築き上げた実績に頭が下がる思いです。

さて今日は、このランキングの中から、MBA受験者の方のお役に立てそうな情報をひとつピックアップしてお話ししたいと思います。

それは「GMATって何点取ればよいのか?」について。

結論、以下のとおりです。

  • 欧米系超一流校 ➡ 700点
  • 欧州系上位校 ➡ 600点後半
  • アジア上位校 ➡ 600点中盤~後半

それでは、具体的にどのような学校が何点くらいなのか見てみましょう。
以下は、QSの最新レポートからの抜粋。
各スクール入学者(2015-2016)の平均GMATスコアです。

GMAT 700超の学校

アジアでは、インド工科大やインド商科大、欧州ではLBSやINSEAD。 北米ではハーバード、スタンフォードといったお馴染みの学校がランクイン。

総じて、世界、特に北米の超一流校では700点が基準と言えるでしょう。

ただ、これはあくまで”平均”なので、これらの学校にも600点台の生徒が在籍しているという事実はお忘れなく。 なお、インド人のGMATスコアがズバ抜けて高いことは有名なので、 上で挙げたインド二校については、アジアの中ではやや特殊なケースと言えます。

http://www.topmba.com/why-mba/publications/global-250-business-schools-report-2017?utm_source=release&utm_medium=email&utm_campaign=G250Ranking17

QS Global 250 Business School Report 2017, Pg.50より抜粋

GMAT 600後半の学校

先の表と見比べると、ケンブリッジ、オックスフォード、HECなど欧州系著名スクールの割合が目立ちます。
アジアでは、メルボルン、ボンド(ともに豪州)、そしてふたたびインド工科大。
北米ではカーネギー・メロン、南カル、ジョンズ・ホプキンス等。

この表からは「欧州系上位校では600後半が標準」と言えそうです。

GMAT600後半の学校 (2015/2016) - 抜粋

QS Global 250 Business School Report 2017, Pg.51より抜粋

GMAT 600中盤の学校

最後に、600点中盤の学校です。
私が通うHKUST(香港科技大)もこの中に含まれます。(640点)
その他アジアからは、シンガポール経営大、北京大など。

これまでの2つの表と比べて、アジア系スクールが目立ちます。

capture

QS Global 250 Business School Report 2017, Pg.53より抜粋

ちなみに、ミスリードを避けるために一点お伝えしておくと、
上記の表(600点中盤の学校)と、そのひとつ前の表(600点後半の学校)の間には、本来もう一枚リストが存在しており、「600点中-後半の学校」がリストアップされています。今回、スペースの関係上そのリストは割愛しました。

(割愛したリストの中には、アジア方面だと精華大(670点)、香港大(664点)、シンガポール国立大(656点)、香港中文大(656点)などがランクイン。ランキングの全量に興味のあるかたは、QS発行のレポートをご参照ください。)

さて、以上のことから、総じて「アジアの上位校は600中盤~後半が目安」と言えそうですね。

おわりに

今回は、MBA受験者の鬼門と言っても過言ではないGMATについて、 世界の各スクール平均点を概観してみました

GMATのスコアに関しては「西高東低」の傾向が浮き彫りになりましたね。

というわけで、アジアMBAを目指す方にとっては、必ずしも「GMAT700」が必達スコアではありません。また、どこの学校でもそうですが、GMATスコアが全てではありません。MBAの入学審査はGMAT以外の要素も多分に加味されます。

本記事の冒頭でも書いたように、今回紹介したスコアはあくまで各学校の平均ですので、これらの値を下回るスコアであっても、合格することは可能です。事実、ハーバードに600点台で合格する方もいらっしゃれば、HKUSTに700超のスコアで入学する方もいます。また、HKUSTに関して言えば、過去の職歴が長い方については、GMATスコアの重要性が他の評価項目に比べて相対的に低下します。

MBAの出願準備は、ある種、時間との戦いです。

そのため、いたずらにGMAT700越えを目指すのではなく、出願予定校のアドミッションと連絡を密に取る等、自身の売り込み作業にも相応の時間を費やすことをおすすめします。
先方とのそういった一連のやりとりの中で「自分の場合、GMATは具体的に何点ぐらいが目安になるか?」といった話をアドミッションサイドと詰めて行く流れが理想だと思います。

長くなりましたので、このあたりで。

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