インプット=アウトプット

最近あまり本を読む時間を取っていなかった。
しかし、もうあと1ヶ月ちょっとでMBAの授業開始ということもあり、
その前に何冊か本を読んでおくことにした。

入学してしばらくは、クラスメートの間で「自国のこと」「自身のこと」をネタに
世間話が交わされるだろうと想像のうえ、
じゃあそういった会話のインプット(ネタ)になりそうな本でも読んでおくか、と思い、
巷で話題の以下の本を手に取ってみた。
日本の国宝を守る
イギリス人アナリスト 日本の国宝を守る 雇用400万人、GDP8パーセント成長への提言 (講談社+α新書)

結論、たいそう面白かった。
この本の筆者は、ゴールドマン・サックス社員から日本の文化財修復会社の社長、
という一風変わった経歴。

そしてこの本では、筆者の長きにわたる日本生活から見出した、
日本の欠点や、今後の成長のために必要な視座が呈されている。

いわく「日本人は、戦後の奇跡的な経済成長を誇るが、戦前から日本は世界第6位の経済大国、先進国だったのであり、経済の急成長は、復興需要と人口がの爆発的増加による当然の結果であって、日本人が特別勤勉だったり、モノづくりに優れていたからではない」

非常に納得感。

ほかにも、

「日本人が考えるおもてなし」と「(外国人が)日本人に求めるおもてなし」の温度差など、
思わず膝を打つ内容が多く、純粋に読み物としても楽しむことができた。

そして、こういう話(意見)を英語で述べようとしても、恐らく上手く表現できない。

なぜか。
そもそも、日本語で言ってみろ、と言われてもできないからである。
母国語で言えないことを、一足飛びに英語で言えるわけがあろうか。

なので、よく、留学生の英語体験談でありがちなのが、

「授業でのディスカッションについて行けなくて歯がゆい」
「クラスメートの意見に俊敏に反駁できなくて悔しい」

というものがある。
悔しがる前に今一度自分に問うてみるべきである。

「では、日本語でなら、素早い反応ができるのか?」と。

インプットが無ければ、アウトプットできない。
アウトプット(英語)に関する勉強も大事だが、
インプット(日本語)にまつわる勉強も同じくらい大切。

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