Listening

MBA出願においてIELTSの各セクションのうち最も重要なパートはどれか?
それは「Listening」である。

IELTSでの出願を許可している複数の大学のアドコムメンバーに話を聞いたところ、
出願者から提出されたIELTSのスコアの中で真っ先に目を付けるのは、
「Listening」パートのスコアとのことだった。

これには至極リーズナブルな理由があり、

  • Listening力が低いと、授業で何言っているのか理解できないから
  • 逆に、聞き取れさえすれば、書/話に不自由があっても授業にはついてこれるから

とのことだった。

もちろん、Harvard・Stanford・Wartonなどを目指す方に、こんな話は無縁だろう。
が、中には私のように、IELTSのスコアメイクで苦労する方も少なからずいると思う。

というわけで、以下、同テストのListening対策について整理する。

Listeningセクションの全体像

30分一本勝負。40問。筆記式。

スピーカーから一度しか音声が流れないので、集中が必要。全4パートから成る。

パート1では、日常会話が再現され、会話中に登場する単語や数字を空欄補充する。
パート2以降、話の中身が小難しい内容になってくるが、全体の8割は空欄補充。

すなわち、聞き取れる聞き取れないは別として、正解が音声として流れている
それらを耳でキャッチして、正しいスペルで解答用紙に手書きで記入していく作業を淡々と行う。

Listeningセクションのポイント

  1. 音声の再生が開始される前に問題に目を通すべし
    各パートの合間には、30秒ほどの”間”が設けられている。
    この”間”は、本来は「解答用紙に答えを記入するための時間」だが、
    実は、最後にまとめて5分程度、解答用紙への転記時間が与えられる

    従い、各パートの節目で与えられるそれぞれの”間”は、
    次にやってくる問題文・選択肢に予め目を通しておくために使う。

    これをやるとやらないとでは、内容の理解に天と地ほどの差が生じる。
  2. メモを取るべし、されど解答用紙には記入するべからず
    まず念頭に置くべきは、「設問のとおりに音声が進んでいく」ということ。
    設問1、設問2、と答えていき、いきなり設問4、そしてまた設問3に戻る、
    というようなトリッキーな動きはしない

    たまに、長めの音声を聞いていると一瞬迷子モードになるが、
    直前で答えた設問の続きの部分に答えるべき内容が隠れている
    (これは説明を聞くより、実際に自分で模擬練習をやって実感したほうが早い)

    そのため、常に音声の流れを意識し、問題用紙にキーワードをメモしていく。
    間違っても、このタイミングで解答用紙に正解を記入しないこと。
    そんなことをしている暇は、無い。解答の記入は、最後にまとめて行うべし
  3. スペルミスに注意するべし
    IELTSは全ての解答を鉛筆で解答用紙に手書きする試験である。

    選択式の問題であれば「a」とか「b」を解答欄に記入することになるし、
    単語の空欄補充で、答えが「water」であれば解答欄に「water」と記入する。
    すなわち、スペルミス=不正解になる。

    あるあるなパターンは「second」を「seccond」と誤記したり、
    「tomorrow」を「tomorow」、「necessary」を「necessaly」など。

    上記のいずれも立派な不正解であり、
    全40問しかない中で「スペルミスによる不正解」が2問も3問も出ると、
    それだけでスコア(Band)が0.5ぐらい簡単に下がってしまう。致命的。

    求められる答えの難易度は決して高くないが、
    「あー。単語は分かるんだけど、スペルが、、、」というケースが多々ある。

    難しい問題にがんばって正解するよりも、簡単な問題を落とさないという意識のもと、
    基本的な単語の中で、スペルの認識が怪しいものは再度おさらいしておくべし。

Listeningセクションの勉強方法

語学の上達に近道なし。
加えて「現地で学ぶに足る相応の英語力を身に着けること」が目標であり、
目先のIELTS突破がGoalではないことに留意したい。

とはいえ、効率的なやり方というものは存在する。
以下、「IELTS突破」と「そもそもの英語力向上」の2つで学習方法を整理する。

  1. IELTS突破に必要な勉強
    まず、ケンブリッジのOfficial Guideを購入してひたすら慣れること。
    (書籍はこちら)

    ここには、実際の試験と同じ形式の音声CDが付いており、
    解答用紙も同じものが同梱されている。
    3-4回分ぐらい収録されているので、ひたすら繰り返しやること。

    その際、1回で聞き取れる必要は無い。
    あくまで”練習”なので、2-3回繰り返し聞き、内容を文字に起こしてみる。
    それを、巻末収録のScriptと照らし合わせてみる。(ディクテーション)
    これがリスニング力向上&IELTSの試験形式にも慣れることができ、一石二鳥。

    また、パート1では「曜日」や「数字の羅列(TEL番号等)」が問われる。
    曜日はスペルミスの温床であり、数字は聴き取りミスの巣窟である。

    例えば、番地やアドレスを答えさせる問題で、
    「00(ダブルオー)」を「W(ダブリュー)」と聞き間違えるミスは王道。
    曜日スペルの点検と、数字聴き取りに慣熟しておくべし。
  2. そもそものリスニング力アップに必要な勉強
    ローマは一日にして成らずという諺のとおり、リスニングの向上には、
    良質の教材を日々欠かさず聞く、というトレーニングが必要。
    逆に、これ以外の方法では絶対に上達しない。

    巷では色々な学習方法がまことしやかにささやかれているが、
    ここで、赤ちゃんが言葉を習得する時のことを思い出してほしい。

    【聴いて→話して→習得】である。

    耳から覚えて、実際にそれを口から発して、体得する。
    つまり、音は目からは学べない

    参考書をいくら読んでも、リスニング力は上がらない。聴きまくるしかない

    というわけで、リスニングの良い教材になるものをこちらで紹介しておく。
    一日30分くらい時間を割いて、耳についたフレーズを書き溜めていくと良い。
    それらがおいおい、Speakingの際の得意フレーズになっていく。
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