総論①(まずやるべきこと)

前回の記事(はじめに)では「出願を思い立ったらまず何をすべきか?」を考えつつ、
「多くの人が、ついつい目先の努力に時間を費やしてしまいがちであるが、
実際は『 5W1H 』を明確にすることが先決」というところまで整理した。

今回は「なんで5W1Hが大事なの?」というお話。

今すぐアドミッションへ5W1Hを打ち込むべし

出願準備の過程で最も重要な作業とは何か?
それは「アドミッションとのやりとり」である。

GMATもTOEFLも、目標スコアを出せば、そこで準備終了。
Essayも書き終われば終了。
しかし、全行程を通じてアドミッションとのやりとりは続く

例えば、以下のような状況であなたはどうするだろうか?

・ GMATを上限回数まで受けたが、どうしても目標スコアに到達しない
・ TOEFLを20回受験したが、99点止まり。どうあがいても100点に届かない

私なら、アドミッションに相談する。

だがそのためには、早い時期からアドミッションとコネクションを張っておき、
自分という人間がどういうバックグランドを持つ者で、
目標の学校に合格するためどのような努力を重ねているのか、

逐次、先方に示していくことが肝要

仮にあなたが入学審査官だったとして、
願書締切りの1週間前に志願者から下記の連絡を受けたら、どう思うだろうか?

「○○さん、はじめまして。貴校への入学を熱望している者ですが、
TOEFLの得点が伸びず、悩んでいます。
出願締切り日が迫っていますが、現状の点数で出願しても大丈夫でしょうか?」

一方、もしあなたが、過去半年近くに渡り連絡を密にしてきた志願者から
以下のような連絡をもらったとしたら、どうだろうか?

「○○さん。ご存知の通り、この半年、TOEFL点数向上に向けて■■や□□に
取り組んできましたが、どうしてもあと1点足りず、100点に届きません。
Readingが良い時はSpeakingが悪く、その逆も然り、といった状況で、
あと一歩の足踏みがつづいている現状です。
今後も英語学習を継続する予定ではありますが、
出願日までに目標点数を出せる見込みが薄いです。
まずは現状の点数で出願し、のちに高得点が出た時点でupdateするという
プロセスを踏ませていただきたいのですが、可能でしょうか?」

どちらが好例かは、比べるまでもないだろう。
ちなみに、いずれのケースでもよほどのことが無い限り、
「現状の点数で出願してOK」という答えが返ってくる。

ただ、アドミッションの心象は、月とすっぽんである。

前者は「なんだこいつ。まぁ、受験料稼ぎにとりあえず出願だけさせてみるか」
後者は「彼の熱意に是非応えてやりたい。スコアで足切りするのはもったいない」

上記のような反応になるだろう。

これはかなり大げさに書いているが、
相手方も人間なので、心理面の違いはバカにできない。

そして、この差を生み出すのが「アドミッションとの密なコネクション」であり、
密なコネクションを張るために必要な材料となるのが、
確固たる「5W1H」なのである。

揺るぎない「5W1H」は自己の熱意の証左となり、
熱意ある志望者をアドミッションは厚遇するのである。

“MBA出願” = ”自己PR合戦” と心得よ

MBAの出願を一言で表すと「自己PR合戦」。
自身の経歴を昇華させたい志願者達と、
自校のランキングを一つでも上位にあげたい学校側のせめぎ合いである。

志願者達は、数少ない名門校の入学枠を巡って競い合い、
TOEFLやGMAT、Essayやインタビューの内容で自己をアピールする。

一方、学校側としては、卒業生の進路や年収が、
グローバルなランキングの変動要素になっているので、
ひとりでも多くの「将来有望」な学生を入学させたい。
ゆえに、いかに優れた教授、カリキュラム、設備を有しているかをアピールする。

そして学校側は、志願者から入学願書を受け取る遥か前から
学校説明会やOB訪問を通じて青田刈りを行っている。
そう。既に戦いは始まっているのである。
そのような時に、一人、家で単語帳とにらめっこしていてよいだろうか?

出願を思い立ったあなたが今やるべきは、
5W1Hを明確にし、早々にアドミッションにコンタクトすることである。

この先は、5W1Hをどのように考えていけば良いかを二回に分けて整理する。

(総論②(5W1H 前半) につづく)

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